前、報道を見て落ち込んでいたときに、ふといつも通り音楽を聞こうとしていて、ニルヴァーナのアルバムが目に入ってきました。あー。カートはとっくにこの世界にはいなくて、今の世界のこと知らないんだ。ってことに気づいてすこし寂しくなって。でもその私のライブラリには、Patti SmithやSonic Youthも並んでいて、彼女たちは今、この世界にいる。クソ世界に同じ気持ちで抵抗し続けている。って、それに改めて気づいた瞬間でした。カートがもういないことに気づいたら、余計にそれが奇跡のように思えて、ただその「Patti Smithがいる」という事実だけで嬉しかった。
選挙のたびに、自分がいかに少数派であるか、自分の周りのコミュニティ全体がいかに井戸の中の蛙であるかを思い知ります。世界が本当に大きくて、本当に多様な価値観があり、それぞれ異なる感覚を持つ人間が一緒に暮らしているんだと、理解出来ます。
少数派だったとしても、今、同じ世界の中にいる、それだけでいいんです。せっかく投票したのに、ちっぽけすぎてなんの役にも立たなかった。そんなことないです。むしろ、こんなに少数派なんだとしたら、それはすごく儚く、壊れやすく、壊されやすく、なのにそれでもこのクソ世界に諦めず、存在してくれているということ。絶対にお金で買えない。誇らしいし、本当に尊すぎる。
選挙結果を見て、本当に辛い。うまく息ができない。一喜一憂し、その後政治のことを忘れてしまれば大きい権力の思う壺です。私が大好きな美しい人・もの・あらゆることは、絶対に平和の上にしか成り立たない。執着は嫌いだけど、美しさには執着しながら続けていきたい。
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