JOS MUNDO





空間・ストーリーテリング・多世代に渡る実践をインスピレーションに、熱帯気候の中で育まれる美学で独自の世界観を築く JOS MUNDO。
拠点とするフィリピンには、古くから靴産業が栄えた「靴の首都」と呼ばれたマリキナ地区があります。JOSはそこの靴職人たちと協働しながら、その伝統的な技術を、現代的なシューズに昇華しています。
歴史あるマリキナの靴産業は、2000年ごろから安価な靴の流通により衰退してきました。JOSは、そんなマリキナの靴産業を復活させる一躍を担い、新しい時代のスタイルと伝統的な職人の技術を結ぶ、「活気」でも「ホーム」でもありるような、重要な架け橋となっています。JOSは、フィリピン・マリキナの靴産業という遺産に貢献し、うまくいけばその未来を永続させることが出来ることに誇りを持っています。

「すでに周りにあるものや、すぐに利用できるものを追求し、それを使って自分のスタイルに磨きをかけることが大好きです。」
JOSの創設者であり、クリエイティブディレクターのKaren Boliliaはそう語っています。デザインに組み込まれた貝殻や、JOSの世界観を彩るさまざまな素材は、彼女たちが若いころから触れてきた、フィリピンならではの素材なのです。



Makatiに構えるスタジオ「JOS apartment」では、自然光が差し込みMakatiの街を眺められる気持ちの良い空間で、まるで友人宅に招かれたような不思議な気分でJOSの美学を体感することが出来ます。彼女たちが持つ美学へのヒントを見つけられそうな素材や色使いで、至る所が美しく装飾されています。❤︎






フィリピンの土地ならではの素材がデザインに散りばめられたシューズにも、フィリピンの文化的聖域の各地から集めた素材が使われています。たとえば、ウッドヒールには、マンゴー、パロチナ、サントルウッドなど先住民の木から調達された古い木材を使って彫られています。一部の靴には、市場で調達可能な魚の皮(フィッシュレザー)が使われることもあります。装飾に使われる貝殻も、フィリピンの全国の地元で調達され、セブで生産されたものです。
少量の素材で少量ずつ職人の手作業で作られているため、一足一足に沢山の人の愛がこもった限定生産のシューズです。
FETTUCCINE PLATFORMS
FETTUCCINE WEDGE
HILING SLINGBACK

MARIKINA MULE