


ブログが書けないフェーズに入っていました。どうしてもブログが書けなくて、でもブログは私の原点だと思っていたし、結構深刻です。
そうやって書けないブログのことを考えながら過ごしていましたが、ある方のブログの中で
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好きなものがあるのに誰にも言えないでいると、心が感動する必要性がないと判断して、何かを好きって感じることすらやめてしまうんだって。「好きが死んでしまう」んだって。
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という言葉をみつけました。
いまこういう感じだなと思って、「好きが死んでしまう」のも嫌だなと思いました、そして思い出したように、ひさしぶりにこの本を開きました。私が押し花を作り溜めている一冊の雑誌。キム・ゴードンが表紙の分厚い『Purple』です。
この中に詰まっている押し花たちは、いままで頻繁に私のインスタグラムや前のサイトのブログに登場していた存在です。「お店」をがんばってやっていたら、そういう小さな好きなものを好きと言う場所がいつのまにかなくなってて、あんなにめくっていたこの本のことも、忘れてたんだなと思いました。
押し花の好きなところは、スーザン・チャンチオロのTシャツに書いてあった「The future is in our hands」という言葉とリンクするからです。
この言葉と押し花が教えてくれた「万物流転(英訳 everything flows)というキーワードはSEASONや私自身の重要なテーマにもなりました。
私が大切にヘビロテしていたそのTシャツを妹のハナにあげたら、喜んで予備校に着て行って絵の具まみれにされました。最初はどうしてコイツに渡してしまったんだ..って後悔したけど、お下がりは価値の循環そのもので、絵の具まみれにしながらも喜んで着てくれているから、ものも価値も万物流転だなって面白く感じました。
そしてSEASONのことを、改めて自分は「プロジェクト」だと思いたいです。わかりにくいのは不親切なので「お店」と言いますが、心のなかで「プロジェクト」であることは変わりません。
あのブログを書いた、漫画描きの海さん、私にこの本の存在を思い出させてくれてありがとうございました!



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