

映画「ひなぎく」とのエピソードは、みなさん、なんとなくいろいろ持っているのではないかな?と思いますが、私もそんな「ひなぎく」エピソードを持つ一人です。
「ひなぎく」との出会いは、読み漁っていたスナップ雑誌などの中で、東京のおしゃれでかわいい人たちが口を揃えて「ひなぎく」の名前を出していることを見つけた時からだと思います。田舎でもがいていた反抗期真っ只中の女子中学生にとって「ひなぎく」の女性像はとても刺激的で、背中を押してくれた一つであることは間違いありません。留学先で出会った中国と台湾の友達に憧れて、私もイングリッシュネームをつけるぞ!って思った時、「Daisy」というお花の名前を選びました。「Daisy」は「ひなぎく」の英名。イングリッシュネームを使う機会は実際ほとんどないのですが、何かのユーザ名などでずっと愛用しています。
「ひなぎく」「Daisy」は、もはやそのワード自体が名前にするくらいフェイバリットだったのですが、以前働いていたLamp harajukuというセレクトショップも、お店がはじまった当初のコンセプトは、この「ひなぎく」という映画で、店内には蝶の剥製やベットがあったんだとか。入社した後に私はその話を先輩から聞いて、勝手に運命を感じたりしました。笑
最近作品の取り扱いがスタートした山田彗さんのお洋服を、ちょうど遊びに来てくれたみのりちゃんにさっそく着てもらって動画を回してみたら、編集しようしているときにふと「ひなぎく」を思い出しました。したたかで、可愛らしくて、自由奔放で、やさしい。彗さんの作品に登場する女の子(≒悪魔?)の表情や、一着一着につけてくれた直筆ミニレターのメッセージが「ひなぎく」の女の子像と重なります。
さっそくみのりちゃんの動画に「ひなぎく」のサウンドトラックをつけてリール動画にしてみたら、はからずも彗さんも、常にひなぎくマインドなんだ♪とのことで喜んでくれて、うれしいし、また勝手に「ひなぎく」と運命を感じたのでした。笑
お洋服は、オンラインストアにもうすぐアップしたくて準備中です。これから来る春から夏にかけて、気に入ってくださる方のもとにそれぞれ旅立っていくのが楽しみです︎


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