Endogenous Subjective For her, him and them
- AUGUST 4, 2024SEASONのスタート地点から、全てのポップアップ、そして実店舗になってからもコラボレーションを続けているTALANTOと、デザイナーの黄 理子ちゃん。
私の大切な友人の一人でもありますが、一緒に手を組んで進んでいきたいクリエイターのひとりとして、本当に大好きな人物です。
誰にも媚びないオリジナリティがあり、堂々としていて飾らない人柄が大好きです。誰でもクリエイターになれる今だからこそ、私は彼女のスタイルや人間性にとても惹かれます。
継続してなにかを形にし続けたり発信し続けることは、簡単なことでなはなく、本気でやればやるほど、喜びも多い分、みんな常に苦悩や自分との戦いの連続だと思います。その上で、それぞれ自分の季節感をもつ他人同士が協力し続けられるなんて。とっても奇跡的なことです。スタートからここまでSEASONとコラボレーションし続けてくれたこと、まずは、本当にありがとう!
これからもTALANTOとのコラボレーションは続きますが、一旦区切りなので感謝のご挨拶。感謝は何回してもよし
彼女は今秋海を渡り、ロンドンで新しい人生をスタートします。彼女のエシカルな感性は、たくさんの友達に恵まれて、たくさんの立場や感情を知っているからこそ生まれていると私は思っています。東京を飛び出し海を渡って、数々の新たな出会いを経て、万物流転の中でさらにチャーミングな存在になることをとても楽しみにしています。❤︎
Riko with TALANTO Jewelry. Photo by Wei Wei Chen in Taiwan
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Endogenous Subjective For her, him and them
飾るのではなく、引き出す
自分だけのもの
性別やセクシャリティにとらわれない
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TALANTOはこの3つのコンセプトで、ジュエリーをデザイナーの理子ちゃん自身が制作しています。金属工芸を専攻して学んだ経歴をもつ彼女は、作業台の上で一緒に遊ぶように貴金属という素材と向き合い、沢山のコレクションを生み出してきました。
これまでに発表されてきた数々のコレクションは、それぞれがとてもコンセプチュアルで印象的。実はひとつひとつにステイトメントがあります。ジュエリー自体がユニークなアイデンティティを持っていますが、そこに自分自身の感性や感覚を重ね合わせてどこかに共感するポイントを感じた様々な人の手に渡ります。
その人にとってお守りのように、内側からもエンパワーメントしながら、装飾品としての働きも欠かさず、その人の魅力をさらに引き立てることが出来るジュエリー。なんだかこれを書いていて、理子ちゃんの分身みたいだなと思いました。
様々なファッションの楽しみ方をする人たちに幅広く、日常的に愛されることがTALANTOの特徴。まさに「For her, him and them」なのですが、これが私にとってとても大好きなポイントでもあります。
特定のファッションジャンルやイメージを目指して着飾るファッションの形も多い中、TALANTOがエコーさせてくれるファッションの形は、自分でさまざまな要素を拾い集めて作っていくオリジナルのものな気がします。SEASONもそうありたいといつも思っています。
ファッションで着飾る、そのアイテムの物質的価値で自分を飾るというよりも、その人そのものの魅力を内側からも外側からも引き出してくれる役割を担えていたら良いなと思います。
そのアイテムの背景に魅力があるからこそ、身につける人の魅力と触れ合って相互作用のように引き立てあうのかもしれません。
TALANTOのコンセプトにとても共感するのは、SEASONに渦巻かせたいファッションの形と限りなく近いからかなと嬉しくなりました!
来週末の3日間 8 / 10 (土). 11 (日). 12 (月祝)は、SEASONでTALANTOの全コレクションがご覧いただけます。いつもより1時間長く、21時まで営業します。3日間、理子ちゃんと一緒にお待ちしておりますー❤︎