HOW CAN YOU MEND A BROKEN HEART
- JULY 28, 2024Kristinは、Sushi Objectやバッグなどのギフトをもってきてくれました。Sushi ObjectはIsseiくんと作ったアートで、この黄緑色の寿司ネタが何かは決まっていないそう。SEASONにディスプレイしています。私は最近、お店の中が黄緑色の空気になる時間が大好きで、その時間をさらに愛おしいものにしてくれるこのSushi Objectのことを、日に日に大好きになっています。
追いかけていたアーティストたちがまさか自分の店を訪問してくれるなんてことは、このプロジェクトをやっている上で本当に驚くべき出来事です。数年前の私に教えてあげたいです。
最近、me and youという特別に素敵なメディアのパートナー “and you”として私のことをご紹介していただき、その中のアンケートで、「生きている心地がすると感じる瞬間は?」という問いがありました。私は「空気に色を感じる瞬間」と答えました。
明確にはじめて空気の色を感じた出来事は、保育園の年長さんの頃、はじめての海外として訪れたハワイで空港に降り立った時でした。ハワイの空港に降り立って入国審査などの列に並んでいる時に、空気がオレンジ色に見えて、はじめて空気の色を感じました。それ以降、地元でも、東京でも、初めて訪れた場所でも、いつもいる場所でも、ふとした瞬間に空気の色を感じられるようになりました。空気の色を感じると、一瞬ふわっと時間が止まり、渋滞していた心が循環して、リフレッシュ効果があるように思います。
きれいな色の時はとても嬉しい気持ちになって癒されます。中にはいやな色もあって、でも心が循環してくれることはなにかしら良い影響をもたらしてくれます。
いやな色を感じたあとは、その空気の色に対して負けず嫌いが発症して、もやもやした気持ちからとても強気で燃える気持ちになって、たぶん不審者も逃げるような棘のある顔つきをしているかもしれません。笑
今過ごしている日常では、このお店で黄緑色の空気を感じる時間が特に好きで、それは写真に撮ろうとしても全くキャッチできないような、繊細な光の粒子と植物やアートが発する色が混ざり合って、私の目の中にだけ映っている色です。
そんな日常の中の美しさをひとつひとつ切りとっていくことは、傷ついたり疲れてしまった心を癒す方法の一つかもしれません。
自分の回りに好きな服や好きなものを集めて、自分自身や日々の空間をデコレイションすることは、きっと私たちにとって栄養剤みたいな役割です。傷ついたり、疲れているときこそ、自分が身の回りに集めた大切なものにもう一度気持ちを向けてみたり、愛でてみるのもいいかもしれません。好きなものが沢山あることやときめいたものを大切に集めていくことは、日々の中で「ヘルプ!」出来る栄養剤が沢山あるということなので、ナイスなことだと自分を褒めてあげたいですね!
少し前にメッセージをくれて、遂に取り扱いが始まったアーティストMATHILDE HIRON。彼女の手編みのブレスレットがSEASONに並んでいます。このチェーンがキラキラ垂れているところが特にお気に入り。夏の布量の少ない格好に、ボリューミーでこれでもかと言う程キラキラのアクセサリー。とても気分が上がります。