
Q. 服を好きになったきっかけ
着る服は、実際はなんでもいいもの。でも、好んで選んで、着ることで、物語が生まれる。というのが服の魅力。その魅力を知ったのは高校生くらいから。アルバイトができるようになって、自分のお金で服を買えるようになったから、服を買うためにアルバイトを頑張った。そして買った服を着てどこかにお出かけするとか、その服と自分の間に物語が生まれることを体験して、どんどん服が好きになった。
Q ファッションミューズはいますか?
今はいない。
Q 特別な一着
アメリカ・サンフランシスコに買い付けに行ったときに買った服。1920年台のメモリアルブラウス。 卒業記念で寄せ書きしてある。
フリーマーケットのディーラーに、ストックルームを見せてってしつこくお願いして、見せてもらえたことがあった。鉄の柵をくぐった先の倉庫には、宝石箱のようにかわいい一級品のヴィンテージがずらりとならんでいた。そこで見つけてきた一着。
まさか売れないだろうと思って、売るつもりなく買い付けしたが、ある時売れて旅立っていった..!もう手元にないけど、今でも忘れられない一着。


Q 特別な一着(私服版)
1920年代のウエスタンシャツ。普通はコットンなことが多いウエスタンシャツだけど、シルクで薄水色。生地自体に繊細な柄が入っている。初めて買った高いヴィンテージで、かわいすぎて、レアすぎて、大事すぎて基本飾っている。

Q そのウエスタンシャツとの物語は?
当時自分の服の中で一番高価だったということもあって、それをなかなか普段着として着れず、ずっと飾ってた。でもある日突然、今日着ようと思って、着てお出かけした。歩いてて、壁とかに映った姿を見て、その度にかわいいっ!てなって、1日が楽しかった。どこにお出かけしたかも覚えていないし、とてもシンプルなストーリーだけど、洋服ってそんなもんだよね。笑♡

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