ハグのかたち
- MAY 16, 2024
TALANTOの理子ちゃんが Special for SEASON として作ってくれた Hug Ringを見ていて、理子ちゃんらしいなと思っていながら言葉に出来ずにいました。
そんな中、濠ちゃんが最近書いた記事「どうしてこんなに泣きたいんだろう」をシェアしてくれて、すっきりする気持ちになったんです。
理子ちゃんが、いつだったかこんなことを話していました。 「世の中のいろんなことに差別をしてしまったり、そんなの無理だよってすぐに言ってしまう人は、多分、そういう友達がいないのかも」
たとえば、コーヒーが飲めない友達が実際にいる人は、コーヒーが飲めない人とは仲良くできないかもって思ったり、コーヒーが飲めないということでまさか誰かを差別するようなことはないっていうことです。
世の中にはコーヒーが飲めない人がいるって知っていたら、しかもそれが親しい“友達”という関係性だったら、無理にコーヒーを飲ませるわけがないし、お茶を代わりに出してあげるとか、寄り添った行動をするはずです。これは世の中の小さな大きなあらゆることにたとえて言えると思って、すごいシンプルだけど大切なことだなって思ったんです。
濠ちゃんの記事には、「私たちが他のどの動物でもなく、人間として生まれた喜びや苦しみは、こういった風景を、情景を、自分自身という身体の中では決して理解しえない他者の意識や感情を想像できるところにある。」という言葉がありました。
2人の言葉はとても繋がっているような気がします。
いろんな友達がいれば、その分、人が抱くいろんな苦しみや喜びの種類に出会ったことがあって、知っている。知って寄り添おうとすれば、いろんな意識や感情を「想像」して、それが協力のはじまりで、自分以外の他者と共に生きるということなのかも。
誰しもひとりで生きていくことはなくて、生きていて動き続けていれば、さまざまな友達に出会い、友達に支えられながら生まれた時代を一生懸命生きていくんだと思うけど、友達があらゆる手段で与えてくれるやさしさや勇気=エンパワーメントがまさに「Hug」みたいだなって Hug Ringのことを考えながら思いました。
どうやってHugされたり、したりするか、HugのかたちはHugする人の「想像」によって生まれるから、Hugのかたちにもいろいろある。それぞれの「想像」とHugを友達とお互いにギブアンドテイクして、繰り返しながら、みんな一生懸命頑張れているんだと思います。本当に、自分1人で生きていくなんてことは誰も出来ないとあらためて思います。
たくさんのことを教えてくれる友達、支えてくれる友達、一つ一つの出会いの大切さとか、そして自分から動いてつながりを広げていくことの意味を実感することも、より多くなりました。
この Hug Ring にもそれぞれHugのかたちがあって、ひとつとして同じものはありません。まるで、私たちみんなにそれぞれの出会い、そこから生まれる「想像」や、Hugのかたちがあるみたいに。
いろんなHugのかたちを持つ沢山の友達に恵まれて、自身も抱擁力に溢れる理子ちゃんが作ったOne-of-a-kindのHug Ring。ほんとうに理子ちゃんらしい!♡
Hugしたい対象は、世界中に散らばっています。このHug RingにHugしてもらって、自分らしいHugにはどんなかたちがあるのかって、考えてみるきっかけになるかもしれません!