



4/6にEmaがくれたサボテンから、うさ耳みたいなかわいいツノが飛び出してきました。Blogに綴ることなく1ヶ月も経ってしまったけど、この表参道の小さなお店が出来て1周年の4/6は、Emaとみのりちゃんの游泳がコラボレーションしてくれて、とっても楽しい1日でした!「なんでこんなこと始めちまったんだ、、」と思う日よりも「お店を作ってよかったっ」と思える日の方が増えてきたように思います。
フィリピンに行って、ひとりぼっちで縛りのない沢山の時間がありました。旅の中でずっとノートを持ち歩いて自由に感じたことを書き留めながら考えていて、最後の最後に空港で、SEASONのインスタのプロフィールにある言葉を最新版にアップデートすることが出来ました。
「An “ethical” selection of beautiful fashion and art, with lots of love, from all over the world」から「We hope our collaboration will make you and future full of love!」と変わり、最新版は「わたしたちのコラボレーションが、あなたと未来を愛に溢れたものにすることを願っています」という意味。
「わたしたちのコラボレーション」というのは、SEASONとクリエイターたちの関係性はもちろんですが、それ以上に頻繁に、店頭毎日で生まれている小さなコラボレーションのことでもあります。
SEASONにはお店の空間があるので、ここに足を運んでくださるすべての人と、ここに集まっている洋服や、飾ってあるアート、たまたま同じタイミングにお店にいた人、お花、などとの小さなコラボレーションが毎日連発しています。
SEASONがクリエイターと特別なイベントやアイテムを共同開発することだけがコラボレーションではなく、SEASONで誰かがお気に入りの服を見つけて自分のものにするのも、たまたま同じ時にいた人と会話した、新しいなにかを知ってなにかを考え始めた、とか、SEASONに来て自由に感じたことすべてが、SEASONと誰かのコラボレーションだと言えます。これはスーザン・チャンチオロが教えてくれて長らく大切にしている考え方です✿
SEASONとのコラボレーションが、体験してくれた人自身と、すぐ訪れる明日も含む、それから先の未来を愛に溢れたものにすることができたらいいなと思います。とか、なんかとても綺麗事みたいな言葉だけど、個人的には現実的なことをもっと考えたアップデートなんです。

The project was founded by Maruko Hirae in 2022. Based in Tokyo.
We believe fashion should be more sweet for us and our future, and we propose a sweeter fashion cycle: upcycle, fair trade, and one-of-a-kind pieces handmade with love. And we think it's important to collaborate with each other. Through the experience of collaboration with creations, designers, and friends, you might find the beauty of everyday life hiding right next to you. We try to build a sustainable and sweet future society.
考えていて気づいたのは、サイト中について回るこのコンセプト文の中で、今までは前半を強調していたこと、それで、これから後半を強調したいということです。
今までの「An “ethical” selection of beautiful fashion and art, with lots of love, from all over the world!」も、これからも全く正しいのですが、図らずもレア性みたいなのを強調しているような感じがして、「エシカルなセレクション」だということ、「世界中から集まった」ということ、あとはたとえばここにしかないとか日本に初上陸だとか、そういうことは確かに大きな特徴かもしれないけど、正直どうでもよくて
SEASONに来てみたり、関わったこと、SEASONとなにかコラボレーションしたことによって、その人自身がどんなふうになれるのか、どんな明日からを過ごせるのか、ということを追求する方がもっと大切です。SEASONが大切にしたい本質はこっちなはずです。
愛のこもったクリエイションが教えてくれたり伝染させてくれるのは、単純だけど多分「愛」そのもので、日々の何気ない瞬間に美しさを感じられる心の豊かさや、小さな幸せをキャッチする繊細な感覚、大きな世界への寛大な視野と想像。。
愛が伝染することで自分自身の内側になにかそういう感覚が蓄積されていくことで、見える景色がもっと愛に溢れたものになるのかな。。ということ、そしてかつ、ファッションという手段を使うと、外見的にもポジティブな変化を得られるから、自信に繋がって少しでも自分を好きになることが出来るかも。というのが今のところの見解です。
フィリピンでいくつかのブランドやお店を訪れて、とても素敵な作り手にも出会いました。その中で「Everything happens here」という言葉がありました。それが頭の中に渦巻いて、結局SEASONは店頭が命!だとあらためて確信しました。
他人ありきの感覚や、どこか他のことではなく、内を向くべき、自分自身の感覚や、すぐ近くのことをもっと丁寧に考えるべき。遠くへはSNSが勝手に連れて行ってくれます。
東京だからこそ存在出来るSEASONから、何を広げていくことが出来るのか。まだ接客のプロでもカリスマオーナーでもなんでもないけど、小規模ながら考え続けていきたいと思います!
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